製造業N社
自社工場併設型倉庫、および物流センターの生産性向上のコンサルティング事例
物流量の増加に伴う誤納品など品質低下と、物流コスト増加に対応するため、コンサルティング依頼を受けて支援した。
コンサルティングの内容は以下の通り
1.あるべき姿の物流フロー設計
・物流拠点の最適配置によるコストシュミレーション
・物流センター内作業の最適化
2.物流センターリソースの稼働率向上
・物量波動に即応したヒューマンリソースマネジメント(HRM)
・入荷処理の平準化による生産性の向上
・応受援体制の整備による労務費の削減
・作業の役割分担の見直し
・最適作業設計による稼働ロス、方法ロスの削減
・作業標準化とパートアルバイトの活用による人件費の変動費化
・バッチ処理による稼働率向上
3.物流作業の能率向上
・ピッキング作業の改善
・ピッキング作業と検品作業の同期化による生産性向上
・事前情報に基づく入庫処理による生産性向上
・マテハン機器による運搬の効率化
・仕分け作業の改善
・資材準備の外段取り化によるロスの低減
・ロケーションの再設計と見える化による作業コストの削減
・配送方面別仕分け作業、仮置作業の見直しによる低減
コンサルティングによる成果は以下の通り
1.物流センターにおける生産性の改善
19.2%向上
2.誤納品の削減
改善前 18.0PPM
改善後 5.6PPM
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