製造業T社
長年の業績低迷から脱却するため、抜本的な組織改革と生産体制の再構築、並びに受注案件ごとの予実管理による収益向上をコンサルティングした。
コンサルティング内容は以下の通り
①トップと役員全員から現状抱えている問題点と課題、将来のビジョンをヒアリング
②社員のヒアリング
・現状認識について
・経営者に伝えたいこと、聞きたいこと、知ってほしいことについて
・当社の強みと弱みについて
・業績改善に向けて貢献できることについて
③コンサルタントから全社員に向けての3つのメッセージ発信
④プロジェクトチームの編成
⑤真因の把握と課題設定
1.損益計算書と受注金額から顧客毎の損益シュミレーション
2.リソース配分の適正化による利益率の向上
3.工数データ収集と受注案件単位の収益管理体制の構築
4.仕入体制の見直しによるコストダウン
5.工場作業者の再教育、人材育成によるジョブローテーション
6.外注管理体制の見直し
7.意見発揚の場の定期的設定によるモチベーション向上策の実施
8.コミュニケーションによるコンフリクト解消策の実施
9.人事評価システムの設計と運用支援
10.外部関係者の工場見学によるモラール向上
コンサルティングによる効果は以下の通り
①5年間赤字経営からの脱却
・初年度 税前利益7,000千円
・2年目 税前利益18,000千円
・3年目 税前利益42,000千円
②キャッシュフローの大幅な改善
③意識改革による組織力の向上
現在、更なる売上利益向上、経営力向上に向けてコンサルティングを継続中
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