物流改善プロジェクトを立ち上げる〈物流コンサルティング〉
物流改善には様々なテーマがあります。
例えばですが、物流コスト削減であったり、物流サービスレベル向上であったり、リードタイム削減などです。
コンサルティングにおいては、企業によって設定するテーマは異なりますが、私の経験上では物流コスト削減が7割といったところでしょうか。
ただ同じテーマでも企業が抱える問題点は異なりますので、改善のためのアクションプランやアプローチは、その企業、その現場に適応したものでなければなりません。
現場は人が運営するものですから、現場を構成する社員のモラールや考え方や志向、その置かれている状況に応じた処方箋が必要です。
物流改善でも、経営改善でも同じですが、まずはテーマ=目的を決めます。
そのテーマを実現するために、組織の部門や階層から社員を必要な選定しプロジェクトチームを編成します。
これらプロジェクトチームに参画するメンバーが改善活動をけん引し、他の社員を巻き込んでいきます。
たしかにその現場現場に適した処方箋が必要ですが、セオリーはあります。
そのセオリーに味付けをして現場に落し込み、実践、その効果を測定し検証する、さらには代替案を検討する、といったことを繰り返しながら改善は進んでいきます。
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