運送業S社
長距離便の輸送,地場配送で運送業を営んできたS社に、提案営業の導入により新規顧客開拓を支援。
具体的には、「トラックを売る」「運ぶ機能を売る」といったプロダクトアウト志向から、「顧客の問題を解決する」というマーケットイン志向に意識改革を推進。
①乗務員を巻き込んだ現場情報の吸上げ
②納品現場の可視化
③物流提案
④新規顧客獲得
の循環を構築し、能動型組織へ転換して黒字体質を定着化。
同時に運輸マネジメントシステムを導入、運行管理体制を抜本的に見直して費用構造を改革し、損益分岐点を引下げた。
荷主との関係強化により、当初は賃借倉庫を活用して倉庫運営管理のノウハウを取得し、キャッシュフローを考慮しつつ、物流センター事業の推進で3PLへ業態転換を図る。
物流コスト削減を望む顧客より、物流システムによる課題解決提案で大型案件の受注獲得に成功。
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