「 経営改革改善ノート 」 一覧
人事評価システムの運用は適正ですか?〈経営コンサルティング〉
組織が成立する要件は3点あると言われています。 ①共通の目的 ②コミュニケーション ③貢献意欲 組織はチームプレーを行うわけですから、共通の目的が必要です。 もちろん従業員の採用に当たっては、組織に対して貢献しようと意欲のある人を採するわけですから、①と③はある意味、あって当然なのです。 その一方で②のコミュニケーションについては十分行われず、 ・部門間に…
生産性を高める〈物流コンサルティング〉
物流センターにおける作業時間を削減したいというニーズは多くあります。 人的リソース(経営資源)を有効に活用し生産性を高めたいからです。 このような場合にはどうしたら、より効率的に生産性を高めることができるでしょうか? お勧めは、 まずは作業時間の内訳を把握することです。 物流センター内では多様な工程がありますが、それらのどこに注力すればよいのか、全体への効果が大きいの…
その仕事なくせないか、を考える〈物流コンサルティング〉
物流コンサルタントとして、既存の物流センターの業務改善をお手伝いする機会が多いわけですが、その際の改善のポイントは「もっと楽になろう」と考えることだ。 ある物流センターでは、ダブルの仕事が発生していた。 ここで言う「ダブル」とは、自社内だけでなく顧客も含めての話である。 長い間仕事のしていると惰性、慣習、なれ合いの類が出てくるものだ。 この物流センターではまさにそのような状…
決められない病から脱却する〈経営コンサルティング〉
顧客からの紹介でコンサルティングを実施することがよくあります。 顧問先には二つのパターンがあります。経営状況がよく更なる飛躍のためにコンサルを受ける会社と、その逆に経営改善や再生が必要な会社。 両者の違いは、経営者の「決める力」の有無です。 更なる飛躍をする企業は「決める力」がある。一方で経営改善や再生が必要な企業は「決められない病」に陥っている。 経営者は痛みを伴う課題に…
あるホテルの対応〈経営コンサルティング〉
先日、東京都内の某ホテルに宿泊した。 その際に感じたことを、顧客視点で述べてみたいと思う。 当ホテルは宿泊料金としては平均的な金額であり、シングル一泊一人当たり12,000円。 料理の質においても、標準かなと思います。 当日は仕事の都合で早めにチェックインしようと思い、午後1:45分ごろロビー受付に出向た。 カウンターには、既に2組がチェックインす…
信頼づくりのヒント2〈経営コンサルティング〉
チームの信頼関係を構築することの2つ目のヒントに、「聴く」があります。 皆さんはチームメンバーの話に耳を傾けていますか? ①聴く ②聞く ③訊く この中のどの姿勢で「きいて」いますか? 「聴く」は相手の話を注意して、心を落ち着けて耳に入れることです。いわゆる傾聴のこと。 「聞く」は漫然と耳に入れること。雨の音を聞くというように使います。 「訊く」はた…
信頼づくりのヒント〈経営コンサルティング〉
社員と経営者の間で、あるいはリーダーとチームメンバー間で、信頼のベースを作るために簡単にできることがあります。 それは「声を掛ける」こと。 声を掛けようと思えば、経営者は社員がいまどのような状況にあるのかを観察しておかなければ、適切な「声掛け」はできないでしょう。 逆に言うと、社員の状況を知っていれば、自然に声を掛けれるようになります。 「元気そうだね、なんかいい事あったの…
失敗の勧め〈経営コンサルティング〉
経営者や経営管理者の皆さんは、部下に対して失敗を進めているだろうか? 皆さんはこの質問を聞いてどう思いましたか? 公園で小さな子供がブランコや滑り台、かけっこ等で遊んでいるのを、お母さんが遠目で見守っているって光景、皆さんは見たことありますよね。 小さな子供ですから、とうぜんこけたりして怪我をすることだってある。 でもお母さん方は大事にならない限りは、見…
接客力〈経営コンサルティング〉
まごころのこもった笑顔は気持ち良い。 先日訪れた居酒屋では、店員が見事なまでの接客力で私たちを迎えてくれた。 訪問したのは2次会として飛び込みで入った店だが、店の中から店員が通路側に気を配っているのが印象的だった。 私たちが入店するなり「いらっしゃいませ! ようこそお越しくださいました!」と歓迎の言葉を、飛び切りの笑顔を添えながら受けた。 その後、女子店…
他責から脱却する〈経営コンサルティング〉
経営改善コンサルティングのお手伝いをしていて、つくづく感じることがあります。 ある方からの依頼で、製造業の経営改善を支援するようになりました。 8年間ほど指導していた経営コンサルタントがいたのですが、「その方を断ったので私にコンサルして欲しい」とのこと。 『なぜ8年間もコンサルしながら、低迷な業績に甘んじているのか!?』 不思議でした。 …