「 経営改革改善ノート 」 一覧
物流作業の生産性を高める3〈物流コンサルタント〉
物流作業の生産性を高めるためには、何に取り組めばいいでしょう? 前回はロケーションや導線設計についてお話ししました。 ロケーションは棚番を決めてどのに何の商品を保管するかを明確にするわけですが、このような固定ロケーションは商品を探す手間がなくなるので有益なのですが、デメリットもあります。 例えば、 ・保管場所が決まっているため、商品がところどころ歯抜けの状態になる ・経年に伴い売れ筋が変…
物流作業の生産性を高める2〈物流コンサルタント〉
物流作業の生産性を高めるためには、何に取り組めばいいでしょう? 前回はボトルネック工程を見つけて改善することをお話ししました。 つまりもっとも工数がかかっているであろうピッキング工程の生産性を高めるため、ロケーション管理を徹底することをお伝えしました。 次に生産性を高めるために、速度,スピードをあげることが大切です。 そのためには、一筆書きの導線を設計します。 WMS(倉庫管理システ…
お客さんに買ってもらうには2〈経営コンサルティング〉
前回は消費者の購買プロセスをみながら、誰にマーケティング活動を展開するかを検討しました。 では設備機器やITシステムなどの産業材を販売する企業の場合をみていきましょう。 消費者の購買行動は個人としての意思決定ですが、企業の購買行動は組織としての意思決定です。したがって、その購買プロセスは複雑ですし、それ故にある一定のルールに従って行われます。 例えば、稟議の手続き,仕様書による見積,発注…
物流作業の生産性を高める1〈物流コンサルティング〉
物流作業の生産性を高めるためには、何に取り組めばいいでしょう? このようなことを検討する場合には、まず物流作業の中で最も負荷がかかっている工程=ボトルネックを改善するべきです。 物流作業のなかで工数が最もかかっている作業は、ピッキング工程です。 従って、まずはピッキングの生産性を高めることを考えるようにしましょう。 では具体的にはどうすればいいかと言うと、 1.ロケーション管理 2…
お客さんに買ってもらうには〈経営コンサルティング〉
自社が提供する商品やサービスを顧客に買ってもらうためには、どうすればいいでしょうか? 飲料や化粧品などの消費財を販売する場合と、設備機器やITシステムなどの産業材を販売する場合では、マーケティングで行う施策もずいぶん違ってきますよね。 消費財を売る場合は、消費者の購買行動を理解する必要があります。 一般に消費者が商品(サービス)を購入する場合は、まず消費者自身がそのニーズを認知するこ…
多様性を認める組織は強い〈経営コンサルティング〉
活気があり成果を上げている組織は、積極的に多様性を認めています。 いわゆる ダイバーシティー ってやつです。 皆さんに質問です ☑組織メンバーそれぞれの立場、価値観の相違を理解して認めていますか? ☑またその相違を認めた上で、協力する環境を作っていますか? 同じ組織の中でも正規雇用や非正規雇用、短時間労働やフレックス制度など働き方は多様です。 最近では正社員が15時に退社し…
一歩一歩〈経営コンサルティング〉
みなさん、今年も最後となりました。来年に向けてさらに飛躍すべく新たな気持ちで新年を迎えましょう!! 日に新たに、日々に新たに、また日に新たなり ・やるぞっと決めて取り組んでも、時間の経過とともに初心を忘れてしまいそうになる ・頑張っているのに、みんなが認めてくれない ・決意したものの、途中で決意が揺らぐ この1年、そのように悩んでいる社長さんを、そして経営幹部の方々に寄り添っ…
意思疎通は質と量ともに〈経営コンサルティング〉
活力があり成果を上げている会社には共通点があります。 それは 意思疎通がしっかり出来ていること です。 皆さんの会社ではどのような会議が行われていますか? 物事を伝達する会議ですか? 双方向で発言がされている会議ですか? 出来ていない点を指摘する会議ですか? ダメ出しばかりの会議ですと、部下は委縮してしまい前向きに仕事に取り組む意欲をなくしてしまします。 その結果部…
レイアウト図を書いてみる〈物流コンサルティング〉
物流センターでは多様な商品が入出庫を繰り返しています。 アイテム数が多い物流センターでは登録で1万SKUを超えることもあります。 一方で比較的アイテム数が少ない物流センターでは、数百SKUといったところでしょう。 ひとくくりに物流センターといっても、産業材や消費財、取り扱う商品群やカテゴリー、市場での競争状態、買い手の状況などにより、物流センターのスペックも大きく異なってきます。 …
収益性とは〈経営コンサルティング〉
コンサルタントが中小企業の経営者に以下のような質問をします。 「儲かっているかどうかはどのようにして判断しますか?」 皆さんはどう答えますか。 「売上がいくらで、それに対して利益がいくらかで判断する」と答える経営者が、私の経験からですと10社中8社です。 つまりほとんどの経営者は売上高対利益率で儲かっているかどうかを判断しているのです。 先日も顧問先においてもそのような返事が返っ…