「 経営改革改善ノート 」 一覧
プロセス結果主義〈経営コンサルタント〉
人事評価についてお話ししましょう。 長い間日本では人事評価の仕組みとして、年功序列による評価システムが続いてきました。つまり勤務年数による経験を評価するわけです。 2000年に入ると、欧米式の成果主義を導入した企業もありました。 ですが、その成果主義も見直され、我が国や当該企業の文化に適した評価制度に変革されていますね。 人事評価には年功主義,能力主義,成果主義などの様々なポリシーがありま…
売上利益アップのために〈経営コンサルタント〉
経営改革,改善に取り組んでいくと、必ず、業績は改善する。 事実、弊社キー・ロジがご支援する企業は全て、業績を大きく向上している。 例えば、成長企業においては、その成長過程で新たな問題や課題が発生するので、その解決のためにコンサルタントとして支援している。 また、業績が低迷しており抜本的な改善策が必要な企業においては、その処方箋を経営者,社員と一緒になって考え実行を支援する。 私が「一緒にな…
ビジョンを実現するために〈経営コンサルタント〉
社員を未来に導いていくにはどうすればいいだろうか? 未来に目線を向けさせるためには? 日頃仕事を抱えて業務に勤しんでいると、「いま」が一番心地よくなる。 新しいことや変化を受け入れることに抵抗感を感じるのだ。 だから社員を未来に向かわせるためには、夢やビジョンを経営者は公言し、社員と共有しなければならないのだ。 あるべき姿、目指す姿を共有してこそ組織は目線を同じくすることができる…
社員をどのように巻き込むか〈経営コンサルタント〉
経営コンサルタントとして製造業や運輸業の経営をサポートしているが、今日は、社員の巻き込み方について話してみたい。 経営には戦略が必要であるが、それは社員と一緒に策定するものであって、経営者が一方的に策定してはその成果は多くを期待できない。 理由は明確で、自分の戦略になっていないからだ。「会社の」であって「自分も参加した」でないからだ。 でも、そうやって社員を巻…
コア人材を育成する〈経営コンサルタント〉
経営改善や業務改善など改善活動を行うに当たって、重要になるのは人材だ。 それは当たり前の事ではあるが、なかでも重要なのはコアになる人材である。 皆さんの会社でも、改善活動の中心になる人材がいるのではないだろうか。 まずは中心人物、コア人材を育てることから始めよう。 一般に、組織には2:6:2の原則があると言われる。2割の人材が全体を引っ張っていく優秀な人材で、もう2割はパッとしない会社…
やらないといけない理由を作る〈経営コンサルタント〉
皆さんは「百聞は一見にしかず」という言葉をご存知でしょう。 実はこれには続きがあります。 百見は一考にしかず 百考は一行にしかず 百行は一果にしかず すなわち、 いくら人から聞いても自分で見なければ本当のことは分からない いくらたくさん見ても考えなければ前に進まない いくら考えても行わなければ意味がない いくら行動しても成果…
改善活動を定着させるヒント〈経営コンサルタント〉
製造業や運送業、サービス業をコンサルティングする中で、つねに意識しているのは改善活動を定着させることだ。 コンサルティング終了以降でも、クライアント企業において改善が継続していくことが重要だからだ。 そのためにクライアント企業に、継続の仕組みを作り運用するよう取り組んでもらっている。 改善活動が継続する仕組みには3つのポイントがある。 (その1) 報奨制度 改善提案には報奨で報いるこ…
問題点を絞り込む〈経営コンサルタント〉
製造業,運送業,卸売業の会社に経営コンサルタントとして支援する中、問題点を発見した後、その問題を絞り込んでいくよう支援します。 一般に、問題が発生している理由は一つだけでなく、複数の理由や背景が入り混じっているのです。 ですから、優先順位を決めて問題点を解決していく必要があるのです。 その際、私は以下のような視点で問題を絞り込みます。 ①重要度 ②緊急度 ③実現…
問題を発見する目とは〈経営コンサルタント〉
製造業の会社にコンサルティングする時、いつも気にして診ることがあります。 それはどんなことかというと、 汚れ です。 工場内のどこに汚れがあるのか? 工程のどこに汚れがあるのか? 設備のどこに汚れがあるのか? やっぱり、汚れているところには問題点が隠れているのです。 これは工場に限ったことでなく、オフィスでもそうです。 机の上に書類が溜まっている人は、およ…
改善活動を行う理由〈経営コンサルタント〉
製造業や運送業に経営コンサルティングを行っている。 特段、この2業種に限定しているわけではない。コンサル先にはサービス業のクライアントもいる。 どの業種でもそうだが、経営改善や業務改善などの改善活動は必要だ。 なぜなら、企業の成長や発展に伴い、業務が増えるからだ。 業務が自然に減ることはなく、むしろ、しなくても良い業務や無駄な業務、あるいは付加価値の少ない業務が増える傾向にある。 だ…